レッド・ライト

 

2012年スペイン・アメリカ製作のスリラー作品です。

 

レッド・ライト(字幕版)

 

ざっくしあらすじ

超能力を真っ向から否定する物理学者のマーガレット教授と助手のトム。その二人の前に30年前に表舞台から姿を消した伝説の超能力者サイモン・シルバーが姿を現します。サイモンを調査すべきとマーガレットを説得するトムですが、マーガレットはサイモンと対決した際に敗北した苦い経験があったため消極的。トムにも自制するよう求めます。しかし、納得できないトムは単独でサイモンの嘘を暴こうとします。

 

まずこのジャケットから騙されるのですが主役はロバート・デ・ニーロではないのです。我らがシャイ界の星キリアン・マーフィーなのです!

 

デニーロが主役とばかり思っていたので観るのを後回しにしていました。我らがシャイ界の星キリアン主演作品だったのにっ!紛らわしい!勝手にキリアン祭り。を実施中だったので鑑賞できたからいいものの、祭りを開催していなかったら取りこぼすとこでした。危ない。

 

この作品、結構評価が低いのですが私は好きです。面白かったんだけどなぁー、なんでかなー、みんな厳しすぎぃー。確かにデニーロとシガニー・ウィーバーの無駄遣い感は拭えず、エリザベス・オルセン必要かな?とも思いますが、話自体はとても良く出来ていたと思いました。

 

超能力を否定している作品ではないので、科学で超能力を暴いていく痛快なサイエンス物と期待している方などには向いていないです。あと、細かいとこ気にしちゃう系の方にもお勧めはできません。自分の想像でよく分からないところを補える方向けです。

 

あと、最近思うのが作品に細かく説明を求める人たちの多さ。驚きというか私が今まで気にしていなかったのもあるのですが、みんな説明求めすぎ。映画の楽しみ方って観るだけじゃなくて、想像することも含まれているんだと思っていたので、ちょっと引いてます。説明不足じゃなくて、それは解釈不足だと思うのです。それに、分からないのであれば自分で調べるとか方法はあるはずなのですが、分からなかったからつまらない映画と位置付けてしまうのはもったいないです。

 

話が脱線してしまいましたが、私としてはそんなに深く考えなくても楽しめる作品だと思いますし、キリアンファンの方にはうってつけなキリアンが目白押しなのでぼーっと観れるスリラー作品を探している方にはピッタリです。休日の夜に観るにはもってこいですよ。是非是非!